島根有機農業協会ブログ

11月5日 出雲まちなかオーガニックミーティング ご報告

2016年11月 9日

 去る11月5日、出雲市民会館にて『出雲まちなかオーガニックミーティング』が開催され、出雲市や雲南市を始め県内外の各地から総勢50名以上が集いました。
 
 
 前半は、公益財団法人農業・環境・健康研究所・主任技術員の河野剛已(こうのつよみ)氏の講演、「健全な植物根を育てる土壌を目指して」~サトイモ栽培1株3500g以上の収穫量は可能か?~と題してお話されました。
 根はりがよく地中が健全に生育することが、地上部の生育そして収穫量へと結びついていくことを、いろいろな作物の調査結果も交えて説明されました。また、そのための土作りの方法として、堆肥や緑肥の利用があり、堆肥の種類別(木質堆肥、牛ふん堆肥、鶏糞堆肥、落ち葉堆肥)の特徴や緑肥の種類別の特徴の解説がありました。
 
 後半はパネルディスカッション『若手農家の思いと現実』と題し対談が行われました。パネラーは、河野剛已氏のほか、出雲まちなかマルシェの中心人物であり、すこやかな大地と食卓プロジェクト会長である浅津知子氏、自然農法普及員として島根県内で有機農業講座を担っている土居勝栄氏、出雲市の若手農家の衣笠久志氏と森脇健斗氏の5人。農家の率直な思いを伺うことができました。
 
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対談内容:
 販売は、提供できる量が不足し消費者のニーズに応えられなかったり、思うように購入してもらえなかったりするというお話や、しかし関心は高まっているというお話など。若手農家の苦労がよく伝わりましたが、他のパネラーからは、食の安全や環境、健康面などどこをとっても大事なことなので、若手農家にはぜひ農業を続けて欲しい!という熱いメッセージが伝えられました。また、参加者からは「若手農家に大変と思わせてしまうこと自体改めないといけない。消費者の意識が変わるのが大事」という有意義な意見も出ました。
 毎週土曜日午前中に出雲駅前通りで開催されているまちなかマルシェも、まだまだ認知度が低いが広めていきたい。農産物も不足しているのでぜひ出品してほしいとい声も上がりました。
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